2013年6月10日月曜日

祝賀会

きょうは、かつて慶應義塾女子高校で教えた教え子たちが集まって、わが『謹訳源氏物語』の全巻完成を祝う会を開いてくれた。
みな朗らかで、上品で、この会はいつも気持ちがよい。みな、いわゆる「おばさん臭い」ということがないのだ。
しかし、この度私が作詩した慶應義塾横浜初等部の校歌の楽譜を持ってきた教え子があって、ピアノの巧い教え子もあって、マンドリンの名人の子もあって、じゃあ、ひとつピアノとマンドリンを従えて、僕が歌ってみましょうということになった。
で、私は気持ちよくフルコーラスを独唱してきたのである。単なる宴会用の個室なのに、ちゃんと良いピアノが置いてあるとは、感心なる店である。
その店は、隅田川のほとり、『むぎとろ』本店という料理屋で、自然薯が中心の薬膳料理を食べさせてくれたのもなかなかよい趣味であった。